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【保存版】フルサイズにして後悔するパターンを解説(当てはまるかチェック)

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「フルサイズに移行して後悔しないだろうか」と悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

こんにちは。フォトグラファーのモトセ・マヒロ(@atelier_mahiro)です。
この記事では、

  • フルサイズに移行して後悔するパターン
  • フルサイズにしてどのくらい変わるか
  • フルサイズにして後悔しない人とは

これらの疑問について解説します。私自身APS-Cマイクロフォーサーズを使ってからフルサイズに移行した経験があるので、移行を決めた体験談についてもお伝えします。

いきなりですが本題です。フルサイズに移行して後悔する方は次のとおりです。

フルサイズに移行して後悔するパターン


次に当てはまる方は、フルサイズに移行して後悔する可能性があります。

  • 好きなフルサイズメーカーが特にない
  • 使ってみたいフルサイズカメラが特にない
  • 使ってみたいフルサイズレンズが特にない
  • フルサイズにすれば写真が劇的に上手くなるかも
  • 軽い機材で撮影したい方

好きなフルサイズメーカーが特にない

フルサイズカメラを使う場合、レンズ含めておのずとそのメーカーの機材が増えます。自分が納得できるカメラメーカーでないと、フルサイズカメラで撮影しても喜びを感じにくくなるでしょう。フルサイズ移行するときは、自分が本当に長年使いたいメーカーであるか確認すると良いです。

使ってみたいフルサイズカメラが特にない

フルサイズに移行したい理由の多くが「自分が使ってみたいと思うカメラがフルサイズだった」だと思います。フルサイズカメラは1台が高価なので、使いたい機種を明確にすることが大切です。

フルサイズカメラはエントリー機種と違って、より明確な撮影目的のために開発されています。実装されている機能も開発目的によって異なるので、これまで以上に「自分がどんな撮影をしたいのか」を知る必要があります。

使ってみたいフルサイズレンズが特にない

フルサイズ用レンズを使う前提で、フルサイズカメラを購入すると思います。自分が使いたいレンズがない場合、フルサイズカメラにするメリットはそこまでないかもしれません。

逆に「このレンズの描写を活かすためにフルサイズを使いたい」といった動機があった方が良いと思います。

フルサイズにすれば写真が劇的に上手くなるかも

これはよくある勘違いなのですが、センサーサイズが大きくなっても写真自体は上手くなりません。フルサイズにすることで、暗所でのノイズの出方やダイナミックレンジ、表現の幅が広がるのでメリットは多数あります。

一方で、構図や露出など基本的な部分は同じなので、経験値にもとづく技術はこれまでと変わらないです。フルサイズにすれば自動的に写真が上手くなるという幻想は捨てましょう。

軽い機材で撮影したい方

フルサイズのデメリットとも言えますが、機材の重さは避けられないです。レンズとカメラ組み合わせて1.3kg超えになることも少なくありません。一日中撮影しに出かける場合は、これまで以上に荷物が重くなります。フルサイズを使いたいと心から思えない場合は、撮影するのも億劫になるかもしれないのでおすすめできません。

フルサイズにしてどのくらい写真が変わるか


それでも「フルサイズに移行してどのくらい写真が変わるか」が気になる方もいらっしゃると思います。具体的にフルサイズにすると次のような変化を体感できます。

  • 撮る被写体が変わる
  • ボケ量が変わる
  • 暗所でも綺麗に撮影できる

撮る被写体が変わる

フルサイズに限らずですが、機材が変わると撮れる写真の幅が広がります。そしてフルサイズカメラは、プロが撮影の仕事で使うこともあって高機能です。センサーサイズのみならず、撮影コマ数や操作性に秀でてます。

今まで撮らなかった分野に興味がでた結果、撮る写真のジャンルが広がることも。自分の撮影領域が広がるという点において、フルサイズにするメリットは十分あると思います。

ボケ量が変わる

明るい単焦点レンズを使っているときに体感できると思います。APS-Cよりもフルサイズの方が同じ画角で撮影したときに得られるボケ量は大きいです。絞っても開放で撮っても楽しいので、フルサイズにすると撮影のモチベーションが上がります。

APS-Cも綺麗にボケてくれますが、より綺麗なボケ味が欲しいときはフルサイズの方が有利です。「よくボケるなぁ」ということがはっきり分かると思います。

暗所でも綺麗に撮影できる

正直フルサイズでなくても、暗所でノイズ処理をかけた綺麗な写真を編集することはできます。よくセンサーが小さいと暗所の撮影は不利と言われますが、技術とノウハウがあればできなくはないです。でも、ダイナミックレンジが広い分、フルサイズの写真の方が現像しやすいのも事実です。

いきなりフルサイズカメラを使うとこの辺りはイメージが沸かないと思いますが、すでにAPS-Cやマイクロフォーサーズのカメラを使っている方はすごく実感できると思います。

私も以前APS-Cとマイクロフォーサーズのカメラを使っていたので、フルサイズに移行したとき衝撃を受けたことを覚えています。

フルサイズにして後悔しない人とは


まとめです。フルサイズカメラに移行して後悔しない人は次のとおりです。

  • 使ってみたいフルサイズカメラがある→使いたいカメラを使うのが一番です。後悔しないと思います。
  • 使ってみたいフルサイズ用レンズがある→高級レンズを最大限活用するためにフルサイズに移行するのはアリです。
  • 好きなカメラメーカーがある→他社に乗り換えるつもりがなければアリです。

使ってみたいフルサイズカメラがある

フルサイズはエントリーモデルに比べて、機能が充実していたり、撮影目的に特化した優秀なカメラだったりします。憧れの機種が見つかったときが移行時です。

年々、カメラは値上がりしているので、もし欲しい機種があれば早めに手に入れた方がいいと思います。

使ってみたいフルサイズ用レンズがある

フルサイズ用レンズはどのメーカーも豊富なラインナップがあります。レンズ本来の描写を体感したい方はフルサイズを使う意義があると思います。

好きなカメラメーカーがある

自分が今後使っていきたいマウントが決まっている場合は、フルサイズカメラにして後悔することはないと思います。ぜひ納得のいくカメラを使ってください。

今出ているカメラの後継機が発売されるまで待つのもアリです。

余談:自分がフルサイズに移行したときの話

ご参考までに私がフルサイズに移行したときの経緯です。私は過去にマイクロフォーサーズとAPS-Cのカメラを使っていました。今はフルサイズを使っていますが、後悔はしていません。移行を決めた理由は次の2点です。

  • 欲しいレンズがどれもフルサイズ用だった
  • マイクロフォーサーズとAPS-Cの2機種運用がコスト的にキツかった

欲しいレンズがどれもフルサイズ用だった

写真を撮り続けると新しくレンズが欲しくなります(沼)。しかしAPS-C用のレンズはサードパーティ含めてバリエーションが少なく、フルサイズ用のレンズをAPS-Cにつけて撮影してました。

次第にフルサイズ用レンズ本来の描写を体感したいと思うようになり、フルサイズに移行したいと考えるようになりました。本格的に写真を撮りたいと思うようになったときに、欲しいフルサイズ用レンズが出てきたのもこの頃です。

マイクロフォーサーズとAPS-Cの2機種運用がコスト的にキツかった

2つ目の理由についてです。所持しているマウントが増えると、レンズも同じ数だけ必要になります。徐々に複数のメーカーのレンズを買うことが難しくなったので、ひとつのメーカー(マウント)に絞って写真を撮ることに決めました。

以上の経緯から私はフルサイズの移行を決断しました。移行の理由として、センサーサイズが小さいことに不満があったわけではないです。ただ、フルサイズにしてからは写真撮影の幅は広がったと思います。自分にとって楽しく写真を撮り続けるモチベーションにもなっています。

フルサイズでなくても納得いく機材であれば後悔しません


フルサイズに移行するタイミングは人それぞれです。移行しなければならないルールはありません。逆に焦ってフルサイズに移行してしまうと後悔する可能性があります。フルサイズに限らず、自分にあった機材を選ぶことが重要です。

どうしてもフルサイズにするか迷うという方は、1度カメラをレンタルするのもアリだと思います。ぜひ自分の納得する1台を手にしてください。

ということで今回はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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