MAHIRO ATELIER マヒロのアトリエ

【この2本あればOK】キャンプで大活躍するカメラとレンズを撮影目的別に解説

CAMERA CAMP MOVIE

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「キャンプも楽しみたいけど、写真や動画も撮りたい。でも荷物は少なめにしたい。」
そう思ったことはないでしょうか?

こんにちは、フォトグラファーのモトセ・マヒロです。
今回は

  • キャンプに持って行くべきカメラとレンズが知りたい
  • キャンプで夜星やvlogを撮るのにおすすめのカメラ・レンズを知りたい
  • 荷物が多いので最小限の装備を教えてほしい

このような悩みについて、キャンプのスタイル別に最適な装備案を3パターンで紹介します。記事を読むことで、ご自身のキャンプスタイルにあった装備が見つけることができます。

では、まずは結論です。

    結論:
    ミラーレス一眼のカメラを1台
    星を撮るなら20mm以下の広角レンズ
    写真・vlogを撮るなら35mmか50mmの単焦点レンズ1本

これらが揃っていればOKです。

正直なところ、キャンプにカメラとレンズをたくさん持って行っても使わないことが多数です。キャンプだけでも荷物が多くなるので必要最小限の装備で出発しましょう。

また、キャンプでは写真を撮ることだけではなく、その時一緒に行った人との時間を楽しむことも大切だと思うので、この記事ではこの価値観を念頭に最小限の装備について解説をしていきます。

これからキャンプにカメラを持っていく人はぜひ記事を読んで参考にしてみてください。ここからは私自身がキャンプで写真・vlog・タイムラプスを撮影している経験にもとづいて深掘り解説をします。

装備案1:キャンプで星景写真を撮影したい人はこのカメラとレンズがおすすめ


キャンプは夜も楽しいですよね。都会では決して見ることのできない星を見ることができます。もし美しい星景写真を撮る目的であれば次の組み合わせが最適です。

2400万画素程度のミラーレス一眼カメラ + F値がf2.8以下の超広角レンズ + 三脚・レリーズ

下の写真は私が所有しているNikon Zシリーズのカメラとレンズを例に装備をまとめてみました。あくまでイメージ写真となりますが、他メーカーでも大体こんな感じの装備になると思います。

深掘り解説をします。
まずはカメラについてです。この撮影用途の場合は一眼レフカメラでもミラーレスカメラでもお好きな方を選んでください。
カメラの画素数は2400万画素でなくても問題はないです。4500万画素以上の高画素カメラになるとノイズが出やすくなるので2400万画素前後が撮影しやすいと思います。
とはいえ最近の一眼デジカメはとても優秀なので、正直何万画素でも大丈夫です。強いて言えば、真っ暗闇の中で撮影するので「高感度に強いカメラ」があるとノイズ耐性があるため綺麗に撮りやすくなります。

続いてレンズについてです。
星景撮影においてレンズはカメラよりも重要です。おすすめなのは各メーカーから販売されている20mm f1.4〜1.8の単焦点レンズです。
焦点距離とレンズの明るさがちょうど良いと思います。縦構図で撮影するのであれば焦点距離35mmのレンズも迫力のある星景写真が撮影できるのでおすすめです。

この装備は星景写真だけでなく、こちらのYoutube動画のような星景タイムラプスを撮影したい場合にも使うことができます。(1分で見れるのでよかったら見てください。)

  • 星景写真のレンズの選び方についてより詳しく知りたい方はこちらの記事で解説をしています。

こんな感じの動画が撮れます。細部のレタッチにこだわらなければ初めての方でも十分に撮ることができます。

また、星景撮影はカメラを固定して撮影するため、
三脚とシャッターを押す際に振動でブレないようにレリーズを用意する必要があります。
わりと荷物量があるので、星景撮影をするためのカメラとレンズは1セットで完結できるようにしましょう。

装備案2:キャンプvlogを撮りたい人はこのカメラとレンズがおすすめ

こちらはキャンプでvlogを撮影して思い出を共有したい、と考えている方におすすめの装備です。

メモリーカードを2枚挿しできるミラーレス一眼カメラ + 24mm〜50mmの単焦点レンズ1〜2本 + NDフィルター

実際の荷物をまとめてみると下のような感じになります。このくらいシンプルだと、そこまで負担にはならないはず。

理由を解説します。まずカメラについてです。動画撮影が主軸になる場合はミラーレスカメラがおすすめです。
理由は以下の2点です。

  • 一眼レフに比べて動画性能に長けている
  • 軽量かつコンパクトな設計がされているためキャンプ向き

キャンプで動画撮影するのであれば、カメラ本体になるべく多く記録できた方がいいです。テントを張る様子や調理風景、子どもが遊んでいる姿、自然の美しい景色など、ありとあらゆるシーンが撮影のチャンスです。

あとで家に帰ってから編集できると思うと、ついつい長く動画を撮影してしまうものです。そんな時にメモリーカードが2枚挿せるカメラがあると安心です。30分以上連続で録画できるカメラだとなお良しです。
また、動画は写真よりもバッテリーを消費するので、モバイルバッテリーを併用して給電できる機種を選ぶのもコツです。

レンズについては好みの画角でいいと思います。
夜暗くなってから焚き火をしているときに動画を撮るのであれば明るい単焦点レンズがあると便利です。明るい単焦点レンズを使うと綺麗なボケのある映像が撮れるのでキャンプの思い出がより楽しくなります。

レンズはたくさん持って行っても意外と使わないのと、レンズを付け替えながら撮影をすると調理の準備等を他の人にしてもらうことになるので、あまりおすすめしません。
なるべくレンズはつけっぱなしで、カメラの準備をする時間を短くしましょう。私はカメラに三脚をつけつつ、カメラを置く位置を変えることでスムーズに撮影をしています。

余談ですが上位機種を使って焚き火の揺らぎをスローで撮影したりするとエモい映像を撮ることができます。
ちなみに夜の焚き火は意外と火が明るいので、動画を撮る際はNDフィルターが必要になります。(NDフィルターをつけないと火が白飛びします。)

動画用カメラの選び方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
(映像編集などでこだわりたい人向けの記事になります。)

装備案3:キャンプの写真を撮りたい人はこのカメラとレンズがおすすめ


せっかくキャンプに行ったのだからスマホではなく一眼カメラで写真を撮っておきたい!という方におすすめの装備がこちらです。

2400万画素前後のバリアングル液晶のカメラ + 24mm〜70mmの標準ズームレンズ1本

この装備はとてもシンプルです。カメラとレンズ1つずつで完結します。なんなら編集にこだわらなければ動画も撮れます。最も機動力に優れた装備とも言えます。

理由を解説します。
写真を撮るのみで動画は撮らない、という方はカメラのスペックはなんでもOKです。
ただし、夜も写真を撮りたい場合はノイズが出にくい機種の方が綺麗に写真を残せるので2400万画素程度(できればフルサイズ)の機種がおすすめです。

レンズは24mm〜70mmをカバーしている標準ズームレンズが1本あれば普通に思い出写真を撮る分には困らないです。
スマホのカメラの画角が大体24〜28mmくらいなので、自撮りで集合写真を撮る人は液晶が横開きになるバリアングルタイプのカメラが使いやすいです。
装備に余裕があれば標準ズームレンズと単焦点レンズ1本ずつ持って行って、レンズを交換しながら写真を撮るのも楽しいでしょう。

とは言うものの、「いきなりカメラ用意するのはハードルが高い…」という方もいらっしゃると思います。
そのような方はカメラをレンタルするのもひとつの方法です。

  • もし、カメラ・レンズをレンタルしてみたい方はこちらの記事も参考になると思います。ぜひご覧ください。

ということで今回はキャンプでの撮影目的別に3パターンの解説をしました。
キャンプの荷物だけでも多くなるので、なるべく軽量になる装備を提案してます。
実際にカメラとレンズを持っていくと、ご自身にあった装備や撮影スタイルが見つかると思います。特にこれといった決まりはないので、あくまで記事内容は参考程度に最適な装備にしてみてください。

カメラはキャンプ以外でも活躍するので、1つ所有しているとイベントがある度に楽しくなります。ぜひ、ご自身にあった機種を選んでください。
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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