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【初心者向け】旅行で邪魔になる三脚と必要な三脚を解説

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「旅行に三脚は必要?荷物の邪魔にならない??」このような疑問について解説します。

こんにちは。フォトグラファーのモトセ・マヒロ(@atelier_mahiro)です。

この記事では

  • 旅行で三脚が邪魔になる場合
  • 旅行で三脚が必要なとき
  • 旅行用三脚の選び方

このような内容について解説します。旅行用三脚の選び方では、撮影する目的別に解説をしています。記事を読むことで、自分の旅行に三脚が必要か判断できるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

旅行で三脚が邪魔になるシーン


結論は「すでに三脚で撮りたい写真がある場合」を除いて三脚は不要です。一眼デジカメの三脚は、小型のモノでも1kg以上します。「念のため」で持ち歩くと荷物の邪魔になる可能性もあるので、必要なものだけを厳選して、身軽な旅行を心がけましょう。

特に街を徒歩で観光する旅行は、他の観光客と接触しないような気配りや、三脚を使用するタイミングを見極める必要があります。三脚を持ち込む場合は、撮影するまでの計画と安全に配慮した準備が重要です。観光地によっては三脚での撮影が禁止されている場合もあるので、事前によく調べてから持ち込みましょう。

ただし、旅行先で次の撮影をする予定がある方は、三脚を持っていくことをおすすめします。

旅行で三脚が必要なシーン


旅行中に次の写真を撮影する予定がある場合は、三脚が必要です。撮影ジャンルが当てはまる場合はぜひチェックしてみてください。

  • 星景写真
  • 長秒露光
  • タイムラプス
  • 集合写真
  • カメラ据え置きの動画撮影

まとめるとシャッタースピードを1秒以上で撮影する場合」「自分をカメラで撮る場合」に三脚が必要です。深掘り解説をします。

旅行先で星景写真を撮るなら三脚が必要

星空を撮影する場合は、10秒前後カメラで撮影します。カメラを手持ちで撮影すると写真がブレるので、三脚が必要です。星が綺麗に見える場所は、風が強いことが多いので、カメラをしっかり固定できる足が太めの三脚を選びましょう。

  • 星空を撮影するレンズについてはこちらの記事で解説しているので、よかったらご覧ください

旅行先で長秒露光するなら三脚が必要

NDフィルター等を使用して、長秒露光の撮影をする場合は三脚が必要です。長秒露光はシャッタースピードが遅くなるので、写真がブレないようにカメラを固定する必要があります。これも星空の写真と同様、カメラを手持ちで撮影するのは難しいです。

旅行先で滑らかに流れる滝や光の軌跡、静けさのある水面や雲などを撮影したい場合は、三脚を持っていきましょう。

旅行先でタイムラプスの撮影をするなら三脚が必要

カメラを三脚に付けて定点のタイムラプスを撮影する場合は、三脚が必要です。カメラを固定することで、ブレのない美しい映像を撮影できます。

一眼デジカメでタイムラプスを撮影する場合、数時間カメラを固定して撮影することになるので、撮影が終わるまでの過ごし方を事前に計画しておくとスムーズです。

旅行ではなくキャンプの映像ですが、こんな感じの映像が撮れます

この映像は約6時間ほど写真を撮影して動画編集ソフトで映像にしてます。

旅行先で家族の集合写真を撮るなら三脚があると便利

家族や友人と旅行した際に集合写真を撮る場合は、三脚があると便利です。三脚にカメラを置いてゆっくり構図を決めることができます。

ただ、集合写真を撮るだけであれば、旅行先によっては三脚が邪魔になるかもしれません。そんな時は、広角レンズを使って自撮りをしたり、旅行先で出会った方に撮影してもらうのとよいでしょう。

必ずしも三脚が必要というわけではないので、自分に合った方法で撮影してみてください。旅行に持っていくレンズについては下の記事でも解説しています。

旅行先で定点で動画撮影する場合は三脚が必要

「旅行先でYoutubeの撮影をしたい」「カメラの前で話したい」という方は必要です。卓上三脚やスマホ用の三脚を持ち歩くことで、スムーズな撮影ができます。

高さや角度の調節がしやすくて、軽い三脚を選ぶと使いやすいです。

旅行に必要な三脚の選び方


ここからは旅行に最適な三脚の選び方について解説します。

  • 身軽に旅行したいならトラベラー三脚が便利
  • 自然風景を撮影する場合は足が大きめの三脚が必要
  • お手軽な動画撮影は卓上三脚が邪魔にならずに便利

身軽に旅行したいならトラベラー三脚が便利

ちょっとした街角や景色で三脚を立てて撮影したい方はトラベラータイプの三脚が活躍します。三脚をたたんだときにコンパクトになるものが多いので、カメラバッグの横に取り付けることも可能です。

余談ですが、マンフロットのトラベラー三脚は人気です。旅行だけでなく、普段使いで使用している方も多いはず。

一般的に三脚は、アルミ素材とカーボン素材の2つに分かれます。アルミ素材の方が軽くて持ち運びに適していますが、少したわむので、1kgを超えるような重いレンズで撮影するときはカーボン製がおすすめです。

また、雲台は角度を微調整できる自由雲台がおすすめです。カメラを水平垂直に調整するときに活躍します。長秒露光の撮影をするときはレリーズも忘れずに持っていきましょう。シャッター押したときの衝撃でカメラがブレません。

旅行で自然風景を撮影するなら大きめの三脚が必要

その土地の自然風景を撮影する方は、足が大きめの三脚をおすすめします。一般的に言われているのが三脚に乗せるカメラ+レンズ+雲台の総重量が、三脚の耐荷重に対して1/3程度だと余裕があって使いやすいです。

三脚の耐荷重ギリギリのものを選ばないことがポイントです。三脚に対してカメラが重すぎると、強風に煽られた際に倒れる可能性があります。余裕を持った耐荷重にしておくと安心です。また、旅行でどのレンズを使うかあらかじめ決めておくと必要な三脚を選びやすくなります。

旅行先で卓上三脚は邪魔にならずに動画撮影できます

卓上三脚はコンデジやスマホ、軽量なエントリーモデルの一眼デジカメであれば乗せることができます。コンパクトな収納ができるので、必要なときだけ取り出して撮影できるのがメリットです。カメラに付けっぱなしにすることで、自撮り棒の役割も果たします。

取り付け準備から撮影まで素早くできるのでおすすめです。Youtubeやvlogを撮る方は、旅行の荷物に忍ばせておくとよいでしょう。

旅行に三脚は必要ないです


今回のまとめです。基本的に歩きながらカメラを構えて撮影する方にとって三脚は不要です。万が一、予定していた撮影地の天候が恵まれなかったり、人が多かったりすると三脚を立てる余裕がないかもしれません。観光地の滞在時間によっては撮影が難しいケースもあります。

三脚でしか撮れない写真もありますが、それ以上に交換レンズを持ち歩いた方が旅行は楽しめると思います。撮影目的の旅行でない限りは、個人的に身軽な旅行をおすすめします。

カメラや三脚を購入するよりも、レンタルの方が安く済む場合があるので、よかったら記事をご覧ください。
ということで今回はこれで終わりです。最後までご覧いただきありがとうございました!

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