【比較あり】カメラマンの私がおすすめする旅行用のカメラバッグ
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「旅行中カメラはどんなバッグで持ち歩けばいいのだろう。」「旅行におすすめのカメラバッグが知りたい。」このような疑問について解説します。
こんにちは。フォトグラファーのモトセ・マヒロ（@atelier_mahiro）です。
この記事では、
- 旅行に専用のカメラバッグは必要か
- 旅行におすすめのカメラバッグ
- 旅行中おすすめのカメラバッグ運用方法
このような内容について解説します。カメラバッグのタイプごとに使いやすさや、おすすめポイントを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
旅行に専用のカメラバッグは必要か
「カメラを持ち運ぶときは普通のバッグではいけないの？」と思われている方もいらっしゃると思います。結論から言うと、カメラバッグはあったほうがいいです。カメラバッグは、カメラおよびレンズが他の荷物と接触しないような作りになっているので、安心して持ち運びできます。レンズマウントに負荷をかけることなく、レンズ交換の際も落下のリスクを減らせるので安心です。旅行中の荷物はコンパクトなものが多く、バッグの中でカメラやレンズを傷つけないためにも、機材量に合わせたカメラバッグで旅行しましょう。
カメラバッグを専門に作っているメーカーは、カメラが壊れないように防水加工や調節可能なクッションの仕切りを取り付けています。内部構造はどのメーカーも似たような仕様になっているので、取り出しやすさやサイズで選ぶのがおすすめです。普段カメラにストラップをつけて首からぶら下げる方も、旅行中の移動は意外に疲れるので、今回を機にカメラバッグを探しましょう。
カメラカバーは使えるのか
カメラカバーというカメラを包んで、ストラップをつけたまま普通のバッグに収納できるアイテムがあります。
カメラカバーをかけることで、普通のリュックに収納することが可能です。レンズキッドなど小型のカメラを収納する際に活躍します。ただし、カメラバッグほど耐衝撃性があるわけではないので、荷物が多くなりがちな旅行ではあまりおすすめしません。交換レンズを持ち歩いたり、より安全にカメラを収納したい方はカメラバッグを推奨します。
旅行におすすめのカメラバッグ
旅行におすすめのカメラバッグは、所有しているカメラ・レンズの量で変わります。
また、同じ焦点距離のレンズでもメーカーによって若干サイズは異なるので、レンズの入る本数についてはおよその目安として捉えてください。
タイプ別にカメラバッグを分類すると、次の3つに分けられます。
- ショルダータイプ
- リュックタイプ
- バックパックタイプ
交換レンズの入る目安とともに解説します。
旅行で交換レンズを使わない方はショルダーのカメラバッグがおすすめ
身軽な旅行をしたい方におすすめのカメラバッグがショルダータイプです。肩から斜めがけできるので、カメラの取り出し・収納がしやすくいのがメリット。カメラ本体にレンズを始めからつけておくと、すぐに撮影できるので便利です。
- 荷物の目安：小型の一眼デジタルカメラ1台＋交換レンズ1本orコンデジ
一般的にショルダータイプのカメラバッグは本体サイズも小さめなので、パンケーキ型の小型レンズやF4通しの比較的コンパクトなズームレンズと相性がいいです。スナップ写真や、観光名所で記念撮影したい方におすすめです。
実際にバックパックにカメラを入れてみるとこんな感じです。
カメラ1台に標準ズームレンズがちょうど入るくらいです。あと、サイドポケットに予備バッテリーが1つ入ります。
私が所有しているショルダーバッグは、かなりの小型なタイプですが、中にはもう少し大きいサイズのショルダーバッグがあります。ショルダータイプのカメラバッグは、こちらのサイズ感の方が多いと思います。
カメラに標準レンズ1本つけるのと、小さな単焦点レンズを入れるくらいが目安だと思います。デメリットとしては、大きいサイズの単焦点レンズや望遠レンズが入らないことです。もし、旅行で大きめのレンズを使う可能性がある方は、次のリュックタイプのカメラバッグがおすすめです。
旅行でレンズを2本使う方はリュックのカメラバッグがおすすめ
「明るい単焦点レンズもあるし、ズームレンズと交換しながら旅行中の撮影を楽しみたい」という方におすすめのカメラバッグです。リュックの中にレンズを隣り合わせで収納できる仕切りがあるので、機材を傷つけずに持ち運びできます。私も旅行はほとんどこれで済ませてます。
- 荷物の目安：一眼デジタルカメラ1台＋交換レンズ2〜3本＋周辺機器
実際にリュックタイプのカメラバッグにカメラを入れてみるとこんな感じです。
カメラ1台と標準ズームレンズ1本、単焦点レンズ1本、広角ズームレンズ1本が入りました。
※写真と同じカメラバッグです↓
ロケーションによってレンズを交換して撮影したい方や、NDフィルター・三脚などを使いたい方はリュックタイプがおすすめです。カメラとレンズ以外に、ブロアーやガンマイクなどの周辺機器も一緒に収納できます。写真撮影と動画撮影両方したい方や、カメラを2台使いたい方は、リュックタイプで旅行すると便利です。
旅行で3本以上のレンズを使う方はバックパックのカメラバッグがおすすめ
最後にご紹介するのは、「撮影のために旅行する方向け」のおすすめカメラバッグです。広角〜望遠までのあらゆる画角のレンズや、単焦点とズームを複数本持ち運びたい方は、バックパックのカメラバッグにするといいでしょう。撮影ガチ勢向けです。
- 荷物の目安：一眼デジタルカメラ1〜2台＋交換レンズ3〜5本＋周辺機器
実際にバックパックにカメラを入れてみるとこんな感じです。カメラ2台と単焦点レンズ2本、大三元ズームレンズ3本が入りました。
1kgあるような大口径単焦点レンズや大三元レンズなどの大きなレンズを全て収納したい方はおすすめです。中サイズのカメラバッグ2つに分けて収納するよりも、大型のカメラバッグに全て入れる方が旅行中は使いやすいです。
※写真と同じカメラバッグです↓
バックパックタイプのカメラバッグは、大型の撮影機材を持ち歩くときに活躍します。広大な自然風景を前に、角型のNDフィルターや大口径レンズを使って撮影する方は、バックパックタイプがおすすめです。普通の観光地に比べて気候の変動が大きい場合があるので、大型の機材を収納しつつ、レインカバーなどのアイテムも準備しておくと安心です。
旅行におすすめのカメラバッグ運用方法
カメラやレンズを安全に持ち歩けるカメラバッグですが、空いたスペースには他の旅行荷物を入れることができます。旅行先で買ったお土産を入れたり、着替えの一部を収納したりすることで、手荷物を減らせる点もメリットです。
飛行機を利用して旅行する場合は、機内に手荷物として持ち込みましょう。カメラは精密機器なので、可能な限り自分の近くで管理することが重要です。特に海外旅行する方は、盗難や預ける荷物が乱暴に取り扱われるケースもあるので、自分の手元から離さないことを意識してください。
まとめ：旅行のカメラバッグは機材の量で決めましょう
今回のまとめです。カメラバッグは機材の量にあったサイズを選びましょう。カメラバッグは、カメラ・レンズを傷つけない設計がされている一方で、普通のバッグとしては少し使いにくい部分があります。機材の量よりもはるかに大きいサイズを購入してしまうと、空白のスペースが増えてしまったり、重心が安定しなかったりします。移動が多い旅行プランであるほど、最小限の荷物にすることがポイントです。
ということで今回は、旅行のカメラバッグについて解説しました。
カメラバッグは一度購入すると、旅行だけでなく普段使いもできるのがメリットです。大切な機材を守るためにも、収納しやすいカメラバッグを探してみてください。
参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました！
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