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【保存版】実用性のあるカメラのおすすめ本を紹介【初心者必見】

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「そうだ!一眼カメラを買ったから撮り方を学ぶために本を買おう!」と思った方はぜひ最後までお付き合いください。

こんにちは。フォトグラファーのモトセ・マヒロ(@atelier_mahiro)です。

今回はこれから写真を本格的に撮る方に向けて、おすすめの本を目的別に紹介します。
実際に私も購入してためになった本をについて解説をしているのでよかったら最後までお付き合いください。

今回は以下の5つの用途に分けて紹介します。

  • 体系的に学びたい方におすすめのカメラ本3選
  • ジャンルに特化したおすすめのカメラ本4選
  • 写真表現を学ぶためのおすすめのカメラ本2選
  • マインドセットを学ぶのにおすすめのカメラ本2選

どれも分かりやすく実用的な本なので気になったものから読んでみてください。

体系的に学びたい方におすすめのカメラ本3選


カメラの基本的な操作や撮影する際のコツについて体系的に学びたい方におすすめの本です。どの本もプロが撮影した作例が多数あるので、自分が撮影したかった写真の撮り方が分かるようになります。

完全版 写真がもっと上手くなるデジタル一眼撮影テクニック事典101+

”撮りたかった写真の撮影手法がわかる”

この本の著者である上田晃司先生は次にご紹介する本を含めて、数多くの著書があります。その中でも特に撮影の基礎を分かりやすく学ぶことができる1冊がこちらの本です。写真作例が豊富でありとあらゆる被写体について撮影する際のポイントが解説されています。

また、この本の最大の特徴は、『撮影テク早見表』という撮影のポイントや設定をすぐに確認できるような冊子が付属していることです。この早見表をお出かけの時に携帯しておくことで、撮影前のイメージトレーニングができます。

上田晃司先生は現在Youtubeでもご活躍されている写真家でNikonのZシリーズやLUMIXのGHシリーズで撮影されているので、同じメーカーを使われている方は特におすすめです。

完全版 写真がもっと上手くなるデジタル一眼構図テクニック事典101+

”自分で構図が組めるようになる”

この本は上の『(撮影テク早見表付) 完全版 写真がもっと上手くなるデジタル一眼撮影テクニック事典101+』のシリーズで「構図」に焦点を当てて解説されている本になります。上で紹介した本はカメラの設定や撮り方がメインである一方で、こちらは「どのように風景を切り取ると綺麗に撮影ができるか」ということに焦点を当てて解説されています。
写真を撮影していると構図の難しさに直面することがあると思いますが、この本を読むことで構図の決め方が分かるようになります。慣れてくるとカメラを持っていない時でも無意識に構図を見つけることができるようになりますよ。

写真がもっと上手くなるポートレートテクニック事典101+

”人物撮影の基本が分かる”

こちらは『写真がもっと上手くなる』シリーズの中でも特にポートレートに力を入れて解説されている本です。上の2つで紹介した本は風景写真をメインに解説されていますが、この本は人を撮影することを中心に解説されています。ご友人や家族を綺麗に撮影したいという方には特におすすめの1冊となっています。

ジャンルに特化したおすすめのカメラ本4選


ここからは写真の技術やジャンルに特化して書かれた本をご紹介します。いずれもその道で専門にお仕事をされているプロが執筆された著書なので、正しい知識を身につけることができます。ここでご紹介している本の著者の中にYoutubeでも発信活動をされている方がいらっしゃるので、本で知識を学びつつ、機材のセットアップ方法などリアルなセッティングは動画で学ぶことが可能です。

成澤広幸の星空撮影塾 決定版

”初めての星の撮影で成功するために”

同じ風景写真でも日中と夜では撮影の仕方が全く異なります。この本には星景写真の撮り方を始め、星景写真ならではの機材についての解説、現地で撮影する際のポイントなどが詳しく書かれています。初めて星を撮影する方でも安心して取り組める1冊です。

プロが教える タイムラプス撮影の教科書

”この1冊でさまざまなタイムラプス撮影が可能に”

星の撮影は写真だけではなく、インターバル撮影という撮影手法で星空のタイムラプス映像を作ることができます。この本には一眼カメラでタイムラプス撮影をする方法やPCの画像処理編集までの工程が分かりやすく書かれています。初めて撮影をする方〜スライダー等を用いた上級者向けの撮影まで幅広くご活用いただけます。

この本を活用して私が撮影したタイムラプス映像です(1分)

上の動画は私が実際にこの本で学んだ後に撮影した映像です。通常、夜〜明け方(もしくは夕方〜夜)にかけての撮影は露出が難しいのですが、こちらの本は初心者でもできるように分かりやすく書かれています。

作品づくりが上達するRAW現像読本 増補・改訂版

”撮影〜画像編集まで自分でやりたい方必見”

写真を撮っているといつの間にか耳に入ってくる「RAW現像」という言葉。一見難しそうに聞こえますが、プロだけがするものではありません。ほとんどのカメラにRAW撮影機能が備わっているので、エントリーモデルを購入された方でも挑戦することができます。一歩深く進んだ写真表現で自在に楽しむことができるようになる1冊です。
※RAW現像に挑戦されたい方は別途Adobe LightroomCCやPhotoshopといった画像処理ソフトの導入が必要です。

基礎から始める、プロのためのライティング アップデート

”ストロボ撮影をするなら読んでおきたい一冊”

最初に言っておきます。この本は中級〜上級者向けの本です。
ストロボの扱い方を調べても実用的な情報が出てこなくて困っている方は必見です。広告代理店のカメラマンが撮影されている写真のライティングが詳しく解説されています。多灯ライティングのイメージカット撮影やスタジオ撮影などストロボを駆使した表現を学びたい方におすすめの1冊です。いずれストロボを扱えるようになりたい方はぜひチェックしてみてください。

美しい写真を撮るためのおすすめのカメラ本2選


デジタルカメラを購入された方の多くが「自分もSNSにあるような美しい写真を撮ってみたいから」という理由からではないでしょうか。ここでは今SNSでご活躍されているインフルエンサーの方々がどのように写真を撮られているのかが分かる本についてご紹介していきます。本に掲載されている写真はどれも美しいものばかりなので、実用書として以外にも鑑賞して楽しむことができる本です。

憧れのインスタグラマー20名に学ぶ 美しい写真術

”憧れのインスタグラマーの撮影の裏側が分かる”

本のタイトルのとおり、インスタグラムで見る美しい写真がどのように撮影されているかが分かる1冊です。この本に出てくるインスタグラマーは誰しも有名な人ばかりなので、もしかしたらあなたがどこかで見たことのある写真があるかも知れません。通常の写真的な観点に加えて、インスタグラムというSNS上で綺麗に見せるためのコツなども書いてあるので、写真で情報発信されたい方にとっておきの1冊となっています。

Instagramあたらしい商品写真のレシピ

”いずれ商品写真で活躍したいと考えている方へ”

「SNSを軸に自分らしい写真の世界観で発信をしていきたい」と思っている方はこの本が最適です。デザートや革製品、おしゃれ雑貨などのアイテムを雰囲気に合わせて撮影するためのメソッドが詰め込まれています。実践してみると、日常のちょっとした雰囲気を綺麗に収めるコツも身につくので、お出かけした際の撮影にも活用できる本になっています。表紙からも分かるようにこの本の写真はどれも美しいので、鑑賞するのにも良いでしょう。

写真表現を学ぶためのおすすめのカメラ本2選


ここからは写真を極めたい方向けの本をご紹介します。なぜ、あの写真は美しいのか・魅せられるのかという根源的な問いかけが生まれた方にとっては面白いと感じられるのでぜひチェックしてみてください。

名画から学ぶ 写真の見方・撮り方

”構図・魅せ方を極めるならこの本”

世界的に有名な画家が描いた絵に注目しながら構図を読み解くという他の本と少し違った角度から構図を学ぶことができる本です。構図が美しく見える理由が具体的に説明されているため、他の方の写真の凄さに気づけるようになります。また、読後は今まで以上に構図を意識して撮影するようになるでしょう。構図についての理解がもう一段深まるので、写真を極めたい方におすすめです。

絵を見る技術 名画の構造を読み解く

”美しいものには理由があることが分かる本”

こちらの本は絵画の見方や構造について詳しくかつ、分かりやすく解説されている1冊です。写真についての解説はありませんが、より構図や視線誘導といった伝えるための要素について理解を深めたい方におすすめです。この本を読むと美術館や展示会で芸術作品を見るときの視点が増えて楽しめるようになります。読み解くことが好きな方はハマると思うので、ぜひチェックしてみてください。

マインドセットを学ぶのにおすすめのカメラ本2選


無意識のうちに他の人と比べながら写真を撮っていませんか?せっかくカメラを持っていても、劣等感を抱えながら写真を撮ると楽しむことができません。ここでは写真を撮るにあたってのマインドセットにおすすめの本をご紹介します。どれも楽しく写真を撮り続けるために読んでおきたい本です。自分らしい表現をしたい方はぜひ手に取ってみてください。

カメラじゃなく、写真の話をしよう

”写真を撮るということについて考える機会に出逢える本”

カメラを買った直後は機能や撮影設定に夢中になると思います。でも、本当に大切なのは被写体との向き合い方だったり、写真を撮ることに集中することや表現をすることなのではないか、ということを気づかせてくれる1冊です。写真を通して自分との向き合いたい方におすすめの本です。

みようみまねで自分らしい表現にたどりつく写真解体新書

”自分らしい表現を見つけるために読みたい一冊”

今の時代に必要な要素がたくさん詰まっている本です。自分らしい写真を撮るためのマインドセットと、そこにたどり着くために必要な考え方を学ぶことができます。考え方だけでなく、実践的なワークも用意されているので、カメラの使い方を覚えた人やこれから自分らしい写真を撮りたいと思っている方におすすめの本です。また、この本の制作をされているbird and insectさんは都内にあるクリエイティブスタジオで、Youtubeでも写真・動画についての考え方を発信されています。

おすすめのカメラ本を読んだあとに意識したいこと


ここまで私が過去に読んできた中でのおすすめの本についてご紹介しました。
どれも内容の濃い本なので読み応えがあるものばかりですが、本を読み終えたらそのまま撮影に出かけましょう。本を読んで撮影のコツや手法を理解したあとに実際に足を運んで撮影することで相乗効果が出てきます。


このツイートは過去の自分がまさに読んで行動していなかった典型だったことを思い出しながら投稿しました。向上心のある方こそ、知識を習得したあとは撮影して経験値を増やしてください。

また、本は指標であって、正解が書いてあるわけではないです。写真に完全な正解はないので、本で得た知識を手がかりに自分なりの撮り方を見つけていくことが大切です。誰かの正解に当てはめようとしてしまうと写真自体が楽しくなくなってしまうので、ぜひ自分なりの楽しみ方を模索してください。写真はあくまで自己表現のひとつです。

ということで今回はこの辺で終わりたいと思います。
参考になれば幸いです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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