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【保存版】あったら便利なカメラアクセサリーの全て【初心者必見】

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「一眼デジタルカメラとレンズは買ったものの、調べたら他にもアイテムがたくさんあって買うべきか知りたい」

こんなお悩みについて解説します。

こんにちは。フォトグラファーのモトセ・マヒロ(@atelier_mahiro
です。
この記事では、あったら便利なカメラアイテムについて

  • 写真編
  • 動画編
  • 編集編

の3つに分けて解説をします。

記事を読むことで、今必要なものやこれから購入を視野に入れるものが分かるようになります。ぜひ最後までお付き合いください。

カメラであったら便利なアイテム:写真編


写真撮影であったら便利なアイテムをご紹介します。
カメラ購入してすぐに用意した方がいいものから、いずれステップアップした時にあると便利なものまで解説をしています。

レンズプロテクター

レンズの前に装着する保護ガラスのことです。万が一何かにぶつけてしまった時にレンズを衝撃から守ってくれます。レンズ蓋をつける時にも誤ってレンズの表面を傷つけないためにも必須のアイテムです。新しくレンズを買った際は、セットで購入しておくと安心です。レンズのフィルター径と同じサイズを選ぶことが重要です。

カメラストラップ

カメラ購入時にセットで付いてくるのが一般的ですが、付属していない場合は購入しておくと便利です。カメラを首から下げて行動することができます。Peak Design(ピークデザイン)のストラップはカメラの着脱が簡単にできるので所持しておくと重宝するのでおすすめです。

ブロアー

カメラのイメージセンサーに付いたゴミを空気で吹き飛ばすための道具です。レンズ交換をしていると小さなゴミが付着することがあります。イメージセンサーにゴミが付着したままだと、写真にゴミが写り込んでしまうのでお出かけ前にイメージセンサーを綺麗にすることがポイントです。

レンズペン

レンズの表面に付いた埃を取り除いたり、汚れを拭き取るためのペンです。必携とまでは言いませんが、1つあると便利です。外出中でもレンズのメンテナンスができるようになります。もしレンズペンを使用しない場合は、レンズの表面が傷つかないように柔らかい布で優しく拭き取ります。

ファインダーペン

カメラのファインダーに付いた埃やゴミを取り除くためのペンです。ひとつ上で紹介したレンズペンと形状が似ていますが、サイズが異なるため、レンズペンを代用してファインダーを掃除することはできません。ファインダーを覗いて撮影する方はひとつ持っていると便利です。液晶モニターのみで撮影する方は不要です。

防湿庫

レンズやカメラの保管場所は専用の防湿庫を使うことを強くおすすめします。日本は一年を通して湿度が安定しないため、機材をそのまま放置しているとカビが生えます。レンズに一度カビが生えると取り除くことは困難であるため、メーカーに修理を出すことになります。カビは写真の画質にも影響が出てしまうため、カメラやレンズを保管できる場所があると安心です。

液晶保護フィルム

カメラの背面液晶に貼り付ける保護フィルムです。液晶画面の破損防止をする役割があります。機種によってサイズがまちまちなので、購入前に液晶サイズを確認しましょう。タッチ操作が主流の背面液晶は指紋が付きやすいので、カメラとセットで購入することをおすすめします。

三脚

長秒露光や物撮り、マクロ撮影をする時にあると便利な三脚。構図をしっかり決め込んで撮影する際に活躍します。風景写真をする方はひとつ持っておいた方がいいです。旅行やお出かけに持ち運べるトラベラータイプの三脚から、登山など本格的な自然風景撮影をする時に使用する三脚まで種類はたくさんあります。また、ハイエンドな三脚になると、カメラを取り付ける雲台と三脚を取り外すことができます。vlog用の小型のカメラであれば卓上三脚でも便利です。購入の際はカメラとレンズに耐え得る耐荷重の三脚かチェックしましょう。

初めての方は安価な3WAY雲台の三脚が使いやすいです

雲台と三脚でひとつになっている三脚です。比較的安価なものが多いので、風景のみならず、家で物撮りをする方にもおすすめです。カメラを据え置きしてYoutube撮影をする方でも簡単に使用することができます。

今後を見越してギアアップする方はアルカスイス互換プレートの三脚がおすすめです

フルサイズカメラをお持ちの方や、1kg超えるレンズで撮影する方、縦構図と横構図を頻繁に使い分ける方はアルカスイス互換プレートの三脚がおすすめです。カメラの着脱が簡単にできます。また、アルカスイス互換の製品であれば他メーカーのものと一緒に使用することもできます。本格的な風景撮影をする方はいずれ必要になる三脚タイプです。

レリーズ

カメラのシャッターボタンを押した時に写真がブレないようにする外付けのシャッターボタンです。長秒露光をするときや、三脚で撮影する際に使用します。カメラに挿してレリーズボタンを押している間シャッターが開く仕組みです。購入する際は自分のカメラに接続可能な端子であることを確認してください。

PLフィルター(偏光フィルター)

反射光を抑えることで撮影時に色彩やコントラストを調節することができるフィルターです。海や空が入る撮影で光の照り返しが強い場合に乱反射を抑えてくれます。画像処理ソフトで似たような処理をすることはできますが、風景写真を撮影する方はひとつあると便利です。自分が持っているレンズのフィルター径と同じものを選ぶことがポイントです。

NDフィルター

日中の長秒露光撮影や、単焦点レンズで開放絞りの撮影をする場合にあると便利です。単焦点レンズで開放絞りの撮影をするときはシャッタースピードを上げることで適正露出をコントロールすることもできます。日中や逆光の長秒露光撮影時は光を取り込む時間が長くなるため白飛びを防ぐために使用します。レンズにねじ込むタイプと、ホルダーをつける角型タイプがあります。

レンズにねじ込むタイプのNDフィルター

一般的なフィルタータイプです。レンズにねじ込んで使用するので、動画の撮影時にも活用できます。NDフィルターの濃度ごとに種類があるので、かさばる点がデメリットです。NDの濃度を一枚で調節したい方は可変式のNDフィルターがおすすめです。

ホルダータイプの角型フィルター

NDフィルターは通常全体が暗くなるように濃度設計されていますが、角型フィルターは上半分(もしくは下半分)だけNDフィルターの効果を加えるということができます。自由度はこちらの方が高いです。風景写真を撮影する方はこちらのタイプがおすすめです。

ソフトフィルター

写真全体をふんわりと滲ませる効果を持つレンズフィルターです。幻想的で柔らかい光の表現ができます。画像処理ソフトでも似たような効果を付け加えることができますが、より自然な空気感を出したい場合はソフトフィルターがおすすめです。

モバイルバッテリー

タイムラプスなど長時間撮影をする時にあると便利なアイテムです。機種によってはUSBケーブル経由でカメラを充電することができます。経験談ですが、星のタイムラプスで一晩撮影する時にあると便利です。その他カメラ一台で写真と動画を交互に撮影する場合はバッテリーの消耗が激しいので、ひとつあると安心です。

この撮影はモバイルバッテリーで給電しながら撮影しています。

カメラバッグ

カメラとレンズを持ち運ぶには専用のバッグが必要です。レンズを衝撃から守る設計がされているので、外出時に機材が多くなる方におすすめです。主にリュックタイプ・ショルダータイプ・ポーチタイプがあります。どれも撮影しながら持つことができるので、お気に入りのタイプを選ぶと良いでしょう。ご参考までにレンズがたくさん入るので、私はリュックタイプを使用しています。

壁紙

ヤフオクやメルカリなどのECサイトショップやSNSの写真のクオリティを上げたい方にはおすすめです。物撮りをする範囲だけ壁紙の世界観を作り出すことができます。おしゃれなデザインのものから白地のものまで多くの種類があります。A3〜大きくても60cm×60cmくらいのサイズがあれば小さめのカバンくらいの撮影ができるのでおすすめです。

カメラ関係の本

撮影の基本や〇〇を撮る際のコツが分かりやすく記載されているので、本を読んでから撮影すると上達が早くなります。最初は撮影イメージが湧きにくいと思うので、カメラの撮影知識が記載されてる本を読むことをおすすめします。

おすすめのカメラ本についての記事はこちらでもご紹介しているので、よかったら読んでみてください。

カメラであったら便利なアイテム:動画編


ここからは動画撮影をする際に必要になるものをまとめました。撮影ジャンルによってはすぐには必要ないものもあると思います。ご自身の撮影ジャンルにあったアイテムをチェックしてください。

NDフィルター

動画撮影時に必須となるアイテムです。あったら便利なアイテム写真編でも記載しましたが、適正露出の微調整をすることができる可変式NDフィルターがあると便利です。フィルター全般に言えるのは、着脱回数が多くなるほど落下による破損リスクが増えます。着脱回数を最小限にするためにも可変式NDフィルターがおすすめです。

ブラックミストフィルター

映画のような雰囲気が出せるというので話題になったフィルターです。夜の街灯や木漏れ日の光をふんわり滲ませて印象的な画にすることができます。ソフトフィルターと違って、光が回っている箇所のみ滲ませることができます。光を滲ませる度合いは1/2、1/4、1/8と3段階になっています。1/2に近づくほど効果が強くなるので、過度な表現にしたくない方は1/8がおすすめです。こちらもレンズフィルター径が所有しているレンズとあったものを選んでください。

リグ

カメラに外付けでパーツをつけるための部品です。外部モニターやSSD、マイクなどを付ける時に役に立ちます。見た目もかなり本格的になってカッコよくなる一方で、カメラシステム全体が重くなります。カメラの機種ごとに合うリグが異なるので購入時は注意してください。必要に応じて付ける時と付けない時を使い分けることがポイントです。

ムービー用三脚

撮影中のカメラをパン・チルト方向に動かしやすい仕様になっている三脚です。動画撮影はリグを組むことがあるので、カメラシステム全体が大きくなっても支えられるようにムービー用雲台があります。カメラワークをせずにカメラ据え置きで撮影するだけであれば写真用の三脚で十分代用可能です。また、動きのある映像表現をする場合は不要です。カメラワークが激しい撮影をする場合は次に紹介するジンバルの方がおすすめです。

ジンバル/スタビライザー

カメラを手持ちで撮影していると手ぶれが発生するので、カメラを動かしながら撮影する方はジンバルが必須です。Youtubeにあるようなシネマティックvlogを撮影したい方におすすめです。手ぶれ補正が強いカメラでも、手持ちの動きには限界があるので、自由な撮影スタイルを手にするためにも用意しておくと安心です。

マイク

映像で最も重要なのは実は音。どんなに映像が美しくても雑音まみれだと見る側は継続して試聴ができません。カメラには専用のマイク端子が付いているものが多いので、トーク系の動画を撮る方に特におすすめです。中でも指向性タイプのマイクは、狭い範囲の音のみを集中的に拾うことができるので、人通りが多い観光地でも外部音を抑えて撮影することができます。

外部モニター

Logを始め高度な撮影記録方式になるとカメラ内部で収録することが難しくなる場合があります。そのような時に別で撮影データを記録することができるアイテムが外部モニターです。また、ハイエンドな外部モニターは一般的な一眼カメラができなかった30分以上の撮影を可能にします。一度の撮影が長時間をする方に便利なアイテムです。

カメラであったら便利なアイテム:編集編


最後にPCで写真を編集するときにあると便利なアイテムについて紹介します。これらがあることで撮影の幅がグッと広がるので、ぜひ活用してみてください。

現像・レタッチソフト

カメラの撮影設定をRAWという形式にして写真を撮ることで、画像処理ソフトで自分好みの編集をすることができます。Adobe LightroomCC、Adobe Photoshopなどが有名です。通常、写真はカメラ内部で現像されますが、RAW撮影をして現像することで自分の世界観を表現することが可能になります。より写真の世界を極めたい方におすすめです。

SSD

「せっかく出かけたのにメモリーカードの容量がいっぱいで撮影できない」という事態だけは避けたいです。メモリーカードに溜まった写真データは定期的に取り出す必要があります。SSDやハードディスクなど大容量の記録媒体がひとつあるとバックアップとして保管ができるので便利です。

CFexpressカードリーダー

ハイエンド機種に多いのがSDカードとCFexpressカードのダブルスロット。SDカードはPCに直接挿すことができますが、CFexpressは専用のリーダーがなければ取り込めません。CFexpressでリッチな撮影データを記録している方は、同時に用意することをおすすめします。なお、CFexpressはType AとType Bの2種類があり、それぞれ専用のカードリーダーが必要なので、自分の機種がどちらなのか事前に確認しましょう。

いかがでしたでしょうか。
今回はあったら便利なカメラアクセサリーについて解説をしました。一度に全て揃えることが難しいと思うので、必要なタイミングで購入することがおすすめです。1点が高価なカメラとレンズは保管方法が大切になるので、保護するためのアイテムから優先的に揃えると良いです。

ということで今回はこの辺で終わりにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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