【保存版】猫を可愛く撮影するのにおすすめのカメラとレンズまとめ
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「うちの猫ちゃんを可愛く撮りたい。でも普段使いもできるカメラが欲しい。」
そう思ったことはありませんか?
こんにちは、フォトグラファーのモトセ・マヒロ(@atelier_mahiro)です。
この記事では
- 飼っている猫(犬)を可愛く撮れるカメラが知りたい
- 普段使いにもおすすめのカメラが知りたい
このような方に向けて解説します。
ワンちゃんを飼っている方にも参考になる記事だと思います。
※この記事ではお留守番中のペットの様子を確認する「ペットカメラ」については解説していません。あくまで飼い猫の成長記録を撮りたい方向けに書いています。
それではまずは結論からです。
- 小型のミラーレス一眼カメラがおすすめです
- 選ぶときはバリアングル液晶モニターにしましょう
それでは理由を解説します。
猫を撮るならミラーレス一眼カメラがおすすめ!
猫(ペット全般に言えると思います)を撮るならミラーレス一眼カメラがおすすめです。理由は次のとおりです。
- 軽量コンパクトで使いやすい
- 猫ちゃんが怖がらない
- 気軽に動画も撮れる
順を追って解説します。
理由1:軽量コンパクトで使いやすい
一番重要視するべきポイントです。
カメラが大きく重いと日常的に使う頻度が減ってしまい、シャッターチャンスを逃してしまいます。
猫と同じ高さの目線で写真を撮る際は、撮影者本人もしゃがんだり、カメラを床に近づけたりして撮影をすることになるので、カメラ本体が重いとそれなりに大変です。
また、瞬間的にカメラを構えたくなることもあると思います。片手で操作ができる程度の軽いカメラだと扱いやすくて便利です。一眼レフに比べてAFの精度がいいカメラもたくさんあるので、ピントを合わせやすいのも魅力的です。最近は動物の瞳を認識をしてくれるカメラも増えています。
電子シャッターモードで撮影すると、静音で連写もできるので、猫ちゃんの一番可愛い瞬間を収めることができます。カメラの機動力があり、気軽に撮影できるのでおすすめです。
ミラーレス一眼カメラはレンズの種類も今後さらに増えていくので、これからカメラを始める方にピッタリです。
理由2:猫ちゃんが怖がらない
これも大切なことです。これは飼っている猫ちゃんの性格によって変わりますが、カメラやレンズが大きいと萎縮してしまう子がいます。ですので、必ずしも高機能で大きいカメラ=可愛い表情が撮れるわけではないことを覚えておいてください。
実際、私が飼っている猫がかなり内向的なタイプなので、大きいカメラを向けるととても怖がります。
先日こんなツイートをしました。
うちで飼ってるネコちゃんは臆病な性格でカメラが嫌いです。黒くて大きい塊を見ると不安になるようなので、スマホか小さいカメラで撮影するようにしてます(とはいえ成長過程はちゃんと撮りたい)。
人でもネコでも思いやり大事ですよね☺️— モトセ・マヒロ (@atelier_mahiro) February 20, 2023
レンズに写る姿が嫌いなのか、黒くて大きいカメラが苦手なのか理由は分かりません。でも、怖がってしまうと表情も固くなってしまい、自然な状態を撮ることが難しくなります。可能であれば、なるべく萎縮させない大きさや色のカメラが良いです。
ミラーレス一眼カメラは一眼レフカメラに比べてシャッター音が小さめなので、猫ちゃんにとってもストレスが少なくて撮影しやすいです。
【ペットが可愛く撮れるおしゃれなミラーレスカメラ】
色々書きましたが、好奇心旺盛で基本的に怖がらない性格であれば、この辺りは特に気にしなくて良いと思います。
理由3:気軽に動画も撮れる
せっかくカメラを持つのであれば動画も撮りたいと思う方も少なくないはず。
最近のミラーレス一眼カメラは動画もしっかり撮れるモデルが多いので、動画で成長過程を記録するのも良いでしょう。
家族で楽しい日常の思い出を共有することもできます。
猫を撮るのにおすすめなのはバリアングル液晶のカメラ
カメラの液晶モニターはいくつか種類があります。
中でもバリアングルタイプの液晶モニターは横開きで180度自由に回転させて使うことができるので、縦構図で撮影したり、ローポジションで撮影する時にとても便利です。
レンズは明るい単焦点レンズがおすすめです
ここからは猫を撮るのに向いているレンズについて解説をします。
私がお勧めするのは次の単焦点レンズです。
- 24mm f1.8
- 35mm f1.8
- 50mm f1.8
※35mm換算で表記しています。
同じ焦点距離でもf1.4やf1.2といった、より明るいレンズがあります。
ただ、より明るいレンズを選ぼうとすると値段が高くなったり、大きく重いレンズになってくるのであまりおすすめできません。
f1.8のレンズはどのメーカーも程よい重さと大きさなので初めての方にとっても扱いやすいのでおすすめです。
24mm f1.8:なるべく日常の雰囲気で残したい時はこのレンズ
いきなり24mmと言われてもピンとこない方もいらっしゃると思います。イメージとしてはスマホのカメラを起動した時の画角と同じくらいです。(機種によって多少の誤差はあります。)
そのため、一眼カメラを初めて使う方にも慣れ親しんだ感覚で撮影ができると思います。
広く写すことができるレンズなので、構図をあまり気にしすぎず、猫ちゃんを画面の中心に合わせると綺麗に撮ることができます。
24mmのレンズをAPS-Cセンサーのカメラに付けると35mmの画角になるので、次の章で説明している内容をご参照ください。
35mm f1.8:背景と猫をバランスよく撮るのに最適なレンズ
猫ちゃんから0.5~0.7mくらい離れた位置から撮影しやすい焦点距離のレンズです。
ある程度カメラを近づけても警戒されない性格の猫ちゃんであればこの焦点距離のレンズが撮りやすいと思います。
背景もある程度入るので、家の中をあまりくっきり写したくない場合はf1.8~f2.2くらいで撮影するといい感じになるので試してみてください。
また、普段のお出かけの時にも活躍してくれるレンズなので、単焦点レンズを初めて買う方にも使いやすい焦点距離だと思います。人物+風景、料理やスイーツ、道端に咲いている花など様々な撮り方ができる万能レンズです。
35mmの単焦点レンズをAPS-Cセンサーのカメラにつけて撮る場合は、次の章にある50mmのレンズを使う撮り方を参照してください。
50mm f1.8:猫の表情を撮るのに最適なレンズ
猫ちゃんから1~1.5mくらい離れた位置から撮影しやすい焦点距離のレンズです。
APS-Cセンサーだと焦点距離75mmのレンズとして撮影ができます。猫ちゃんに近づきすぎず、少し距離を置いて撮影したい時に重宝するレンズです。
猫ちゃんの全身を撮る、というよりも顔〜上半身あたりをクローズアップして撮りたい時におすすめです。私もよくこの焦点距離のレンズで撮影をしています。
35mmより画角は狭くなるので、的を絞った撮影に適しています。
望遠レンズも選択肢としてアリ
単焦点レンズほどの明るさはないものの、望遠レンズを使うのも選択肢としてありだと思います。
理由は主に3つです。
自然な仕草が撮れる
望遠レンズならではの撮り方です。
遠くから撮影するので猫ちゃんに警戒されず、いつもの自然な姿を撮ることができます。
自宅で飼っている猫ちゃんだけでなく、外を散歩している途中に出会った猫ちゃんも近づくことなく撮ることができます。
望遠レンズでも背景ボケを作れる
焦点距離が望遠になればなるほど、猫ちゃんの背景を綺麗にボカすことができます。
単焦点レンズのようなトロトロしたボケとまた少し違った雰囲気の写真を撮ることができるでしょう。
広角〜望遠まで1本で撮れる便利なズームレンズがある
メーカーによって焦点距離が異なりますが、24-200mmや24-240mmといった広角〜望遠まで撮れる便利なズームレンズがあります。
こうしたレンズを持っているとカメラを持った位置から自由自在に撮影を楽しむことができます。
ただしF値が暗めなレンズが多いので、ISO感度が上がりやすいです。
ズームレンズと単焦点レンズの2択で迷った場合は単焦点レンズの方がボケ感を味わうことができるのでおすすめです。
猫を撮るのにおすすめのカメラまとめ
ここまで猫ちゃんを撮るのに最適なカメラ・レンズについて解説をしました。
一番のポイントは撮影者も猫ちゃんにも負担がかからないカメラを選ぶことです。
まとめると、次のレンズがおすすめです。
- 24mm f1.8
- 35mm f1.8
- 50mm f1.8
この2本のレンズのうちどちらかを持っておくと一眼のカメラで撮影した写真を体感することができます。中でも35mmは初めての方にも使いやすい画角なのでおすすめです。
また、この記事内で紹介したカメラやレンズは猫ちゃんを撮るだけではなく、普段のお出かけにも使うことができます。
こんなシーンでも活躍できるのでよかったら下の記事も読んでみてください。
【保存版】旅行に1本だけ持っていくレンズ【プラン別に解説します】
ここまで猫を可愛く撮るのにおすすめのカメラとレンズについて解説をしました。ちょっとしたお出かけにも使うことができるカメラなので、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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